一般乗合旅客自動車運送事業標準運送約款 運輸省告示 第 49 号 昭和62年 1 月23日 一部改正 運輸省告示 第626号 平成 3 年11月20日 一部改正 運輸省告示 第149号 平成 9 年 3 月24日 一部改正 運輸省告示 第140号 平成11年 3 月10日 一部改正 運輸省告示 第395号 平成12年12月21日 一部改正 国土交通省告示第42号 平成14年 1 月31日 一部改正 国土交通省告示第569号 平成20年 5 月12日 〔目次〕 第1章 総則〔第1条、第2条〕 第2章 旅客運送 第1節 運送の引受け〔第3条-第6条〕 第2節 乗車券類の発売と効力〔第7条-第21条〕 第3節 運賃及び料金〔第22条-第25条〕 第4節 旅客の特殊取扱い〔第26条-第42条〕 第5節 手回品〔第43条-第46条〕 第3章 荷物運送〔第47条-第53条〕 第4章 責任〔第54条-第59条〕 第5章 連絡運輸・共通乗車 第1節 連絡運輸〔第60条-第63条〕 第2節 共通乗車〔第64条〕 第1章 総則 (適用範囲) 第1条 当社の経営する一般乗合旅客自動車運送事業に関する運送契約は、この運送 約款の定めるところにより、この運送約款に定めのない事項については、法令の定 めるところ又は一般の慣習によります。 2 当社がこの運送約款の趣旨、法令及び一般の慣習に反しない範囲でこの運送約款 の一部条項について特約に応じたときは、当該条項の定めにかかわらず、その特約 によります。 (係員の指示) 第2条 旅客及び荷主は、当社の運転者、車掌その他の係員が運送の安全確保と車内 秩序の維持のために行う職務上の指示に従わなければなりません。 第2章 旅客運送 第1節 運送の引受け (運送の引受け) 第3条 当社は、次条の規定により運送の引受け又は継続を拒絶する場合及び第5条 の規定により運送の制限をする場合を除いて、旅客の運送を引き受けます。 (運送の引受け及び継続の拒絶) 第4条 当社は、次の各号のいずれかに該当する場合には、運送の引受け又は継続を 拒絶することがあります。 (1)当該運送の申込みがこの運送約款によらないものであるとき (2)当該運送に適する設備がないとき (3)当該運送に関し、申込者から特別な負担を求められたとき (4)当該運送が法令の規定又は公の秩序若しくは善良の風俗に反するものであると き (5)天災その他やむを得ない事由による運送上の支障があるとき (6)旅客が乗務員の旅客自動車運送事業運輸規則の規定に基づいて行う措置に従わ ないとき (7)旅客が旅客自動車運送事業運輸規則の規定により持込みを禁止された物品を携 帯しているとき (8)旅客が第45条第3項又は第4項の規定により持込みを拒絶された物品を携帯 しているとき (9)旅客が泥酔した者又は不潔な服装をした者、監護者に伴われていない小児等で あって、他の旅客の迷惑となるおそれのあるとき (10)旅客が付添人を伴わない重病者であるとき (11)旅客が感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律による一類感 染症、二類感染症、新型インフルエンザ等感染症若しくは指定感染症(入院を 必要とするものに限る。)の患者(これらの患者とみなされる者を含む。)又 は新感染症の所見のある者であるとき (運送の制限等) 第5条 当社は、天災その他やむを得ない事由による運送上の支障がある場合には、 臨時に乗車券類(乗車券、座席券及び有料手回品切符をいう。以下同じ。)の発売 の制限若しくは停止、乗車する自動車の指定、乗車区間の制限又は手回品の大きさ 若しくは個数の制限をすることがあります。 2 当社は、前項の規定による制限、停止又は指定をする場合には、あらかじめ、その旨を関係の営業所その他の事業所( 以下「営業所等」という。)及び主たる停留 所に掲示します。ただし、緊急やむを得ないときは、この限りでありません。 (乗車券類の所持等) 第6条 旅客は、所定の乗車券類を所持しなければ乗車できません。ただし、乗車後 当社の係員の請求に応じて所定の運賃及び料金を支払うときは、この限りでありま せん。 2 前項ただし書の規定は、座席定員制又は座席指定制の自動車については、乗車前 に当社の係員の承諾を得た場合に限り、適用します。 第2節 乗車券類の発売と効力 (乗車券類の発売) 第7条 当社は、国土交通大臣又は地方運輸局長へ運賃を届け出て、乗車券類を営業 所等において発売します。 2 当社は、定期乗車券以外の乗車券類を車内で発売することがあります。 3 当社は、第1項の規定にかかわらず、発売する乗車券類の種類、発売場所又は発 売期間を指定することがあります。 4 当社は、前項の指定をしたときは、その旨を関係の営業所等に掲示します。 (通学定期乗車券等の発売) 第8条 通学回数乗車券、通学定期乗車券又は通学定期回数乗車券は、旅客が学校教 育法第1条に規定する学校、児童福祉法第39条に規定する保育所又は当社の指定 する種類の学校に通学又は通園するものであることを証明する書類を提出したとき に、通学又は通園に必要と認められる区間について発売します。 (通勤通学定期乗車券の発売) 第9条 通勤通学定期乗車券は、勤務先又は前条に規定する学校のいずれか一方を経 由して通勤し及び通学する旅客が、前条に規定する書類を提出したときに、通勤及 び通学に必要と認められる区間について発売します。 (団体乗車券の発売) 第10条 団体乗車券は、旅行目的及び行程を同じくするもので構成された当社が定 める人数以上の旅客が他の旅客と混乗して乗車する場合に、あらかじめ当社の指定 する区間を除き、旅客の請求により発売します。 2 当社は、前項において定める人数及び指定する区間を関係の営業所等に掲示しま す。 3 学生団体乗車券の発売の範囲は、通学定期乗車券の発売条件に該当するもの及び その付添人(教職員及び斡旋人を含む。)とし、所定の書類を提出したときに発売 します。 4 団体乗車券は、当社が認める場合を除き、座席定員制又は座席指定制の自動車には発売しません。 (定期乗車券の使用方法) 第11条 定期乗車券を所持する旅客は、その通用区間内において、乗車し、又は下 車することができます。 2 定期乗車券を所持する旅客は、その通用期間内において、その使用回数を制限さ れません。 3 定期乗車券は、当社が認める場合を除き、座席定員制又は座席指定制の自動車に は使用することができません。 (定期回数乗車券の使用方法) 第12条 定期回数乗車券を所持する旅客は、その通用期間内において、その券面に 表示された日付に従い、1日2回使用することができます。 2 定期回数乗車券は、当社が認める場合を除き、座席定員制又は座席指定制の自動 車には使用することができません。 (乗車券類の通用期間) 第13条 乗車券類の通用期間は、券面表示のとおりとします。 2 券面に通用期間を表示しない乗車券は、第36条の規定による場合を除いて、通 用期間を制限しません。 (乗車券類の呈示及び入鋏) 第14条 旅客は、当社の係員が乗車券類の点検のため、乗車券類の呈示を求めたと き又は呈示された乗車券類に入鋏しようとするときは、これを拒むことはできませ ん。 (身分証明書等の所持) 第15条 第8条、第9条又は第24条の規定により発売された乗車券を使用する旅 客は、当該乗車券の使用資格を有することを証明する書類を所持しなければならず、 かつ、当社の係員が当該書類の呈示を求めたときには、これを拒むことはできませ ん。 2 前項の書類を所持せず、又は呈示を拒んだ旅客は、当該乗車券を当該乗車につい て使用できません。この場合において、当社は当該乗車券を一時領置することがあ ります。 (途中下車の場合) 第16条 普通乗車券、回数乗車券、定期回数乗車券又は団体乗車券を所持する旅客 が、旅客の都合により乗車券面に表示された通用区間内で途中下車したときは、当 該通用区間の全部について運送が終了したものとみなします。ただし、乗換えその 他特に定める場合は、この限りでありません。 2 前項の規定は、座席券について準用します。 (運送継続拒絶の場合) 第17条 普通乗車券、回数乗車券、定期回数乗車券又は団体乗車券を所持する旅客 が、第4条各号(第5号を除く。)の規定により、運送の継続を拒絶されたときは、 乗車券面に表示された通用区間の全部について運送が終了したものとみなします。 2 前項の規定は、座席券について準用します。 (乗車券類の無効) 第18条 次の各号のいずれかに該当する乗車券類は、無効とします。 (1)通用期間のある乗車券類で通用期間を経過したもの (2)券面表示事項の不明となった乗車券類又は券面表示事項をぬり消し若しくは改 変した乗車券類 (3)第8条又は第9条の規定により発売された乗車券で、その記名人が使用資格を 失ったもの (4)第8条又は第9条の規定により発売された乗車券で、使用資格、氏名、年令、 区間又は通学の事実を偽って購入したもの (5)身分又は資格を偽って発行された第24 条に規定する運賃割引証で購入した乗車 券 (6)その他不正の手段により取得した乗車券類 2 当社は、次の各号のいずれかに該当する場合には、当該乗車券類を一時領置する ことがあります。この場合において、当社が旅客に悪意があると認めたときは、当 該乗車券類を無効とします。 (1)通用区間のある乗車券類をその通用区間外に使用したとき (2)記名のある乗車券をその記名人以外の者が使用したとき (3)第24条に規定する運賃割引証と引換えに発売された乗車券を運賃割引証の記 名人以外の者が使用したとき (4)その他乗車券類を不正に使用したとき (乗車券類の引渡し及び回収) 第19条 旅客は、次の各号のいずれかに該当する場合は、直ちに、その所持する乗 車券類を当社の係員に引き渡し、又はその回収に応じなければなりません。 (1)運送が終了したとき (2)第16条又は第17条の規定により運送が終了したものとみなされたとき (3)当該乗車券類が無効(第36条第2項の規定による無効を除く。)又は不要と なったとき (特殊な乗車券類の発売) 第20条 当社は、地方運輸局長へ届け出たところにより、特殊定期乗車券、特殊回 数乗車券その他の乗車券類を発売することがあります。この場合には、その発売、効力及び特殊取扱いに関する事項でこの約款の規定と異なる取扱いをするものにつ いては関係の営業所等に掲示し、又は当該乗車券類に記載します。 (整理券の所持) 第21条 当社は、ワンマン運行の系統において運賃及び料金収受の都合上車内で整 理券を発行することがあります。 2 旅客は、乗車する際交付された整理券を所持し、下車する際にはその整理券を当 社の係員に引き渡さなければなりません。 3 第1項に規定する整理券を所持しない場合又は前項に規定する引渡しを拒んだ場 合であって当社の係員が旅客の乗車した停留所を知ることができないときは、当該 運行系統又は区間の始発の停留所から乗車したものとみなします。 第3節 運賃及び料金 (運賃及び料金) 第22条当社が旅客から収受する運賃及び料金は、乗車時(定期乗車券、定期回数乗 車券及び乗降停留所を指定した回数乗車券においては当該乗車券の購入時)におい て国土交通大臣又は地方運輸局長へ届け出て実施しているものによります。 2 前項の運賃及び料金は、関係の営業所等に掲示します。 (小児の無賃運送) 第23条 当社は、旅客(6歳未満の小児を除く。)が同伴する1歳以上6歳未満の 小児については旅客1人につき1人を無賃とし、1歳未満の小児については無賃と します。 (運賃の割引) 第24条 当社は、次の各号のいずれかに該当する場合には、国土交通大臣又は地方 運輸局長へ届け出たところにより、運賃を割り引きます。 (1)身体障害者福祉法第15条第4項の規定により身体障害者手帳の交付を受けて いる者若しくは都道府県知事(政令指定都市にあっては、市長)の発行する知 的障害者の療育手帳の交付を受けている者が、その手帳を呈示し、又は市町村 長の発行する所定の運賃割引証を提出したとき及びその介護人が介護のために 乗車するとき (2)児童福祉法第12条の4及び第41条から第44条までに規定する諸施設によ り養護等を受けている者及びその付添人が養護等のため乗車する場合であって、 保護施設の長が発行する所定の運賃割引証を提出したとき 2 前項の介護人又は付添人の割引は、当社において介護又は付添いの必要を認めた 場合に限ります。 第25条 当社は、前条の規定により割引きをする場合を除き、国土交通大臣又は地 方運輸局長へ届け出たところにより、区間若しくは期間を限り、又は一定の旅客に 対して運賃を割り引きます。 第4節 旅客の特殊取扱い (旅客の都合による運賃及び料金の払戻し) 第26条 当社は、乗車券類を所持する旅客が、その都合によって乗車を取りやめた ときは、旅客の請求により次の各号に規定する運賃又は料金の払戻しをします。 (1)未使用の普通乗車券及び団体乗車券にあっては、通用期間内に限りその運賃額 (2)未使用の回数乗車券にあっては、当該回数乗車券の運賃額から、既使用券片を 普通乗車運賃に換算した額を控除した残額 (3)定期乗車券及び定期回数乗車券にあっては、通用期間前のものについてはその 運賃額、通用期間内のものについては通用期間の始めの日から払戻しの請求が あった日までを使用済み期間とし、これを1日2回乗車の割合で普通旅客運賃 に換算し、その金額を運賃額から控除した残額 (4)座席券にあっては、指定した自動車の発車時刻の2時間前までに払い戻しの請 求があった場合に限りその料金額 2 前項の払戻しに際しては、次のとおりの手数料を申し受けます。 手 数 料 普通乗車券及び団体乗車券 100円 回数乗車券 200円 定期乗車券及び定期回数乗車券 500円 2日前まで 料金の30%に相当する額 座席券 2時間前まで 料金の50%に相当する額 (割増運賃等) 第27条 当社は、旅客が次の各号のいずれかに該当するときは、その旅客から、そ の旅客が乗車した区間に対応する普通旅客運賃及び料金(手回品料金を除く。以下 本節中同じ。)並びにこれと同額の割増運賃及び割増料金を申し受けます。この場 合において、当社の係員が旅客の乗車した停留所を知ることができないときは、始 発の停留所から乗車したものとみなします。 (1)当社の係員が第14条の規定により乗車券類の呈示を求めたときに有効な乗車 券類を呈示せず、かつ、当社の係員の請求に応じて運賃及び料金の支払いをし なかったとき (2)当社の係員が第19条の規定により乗車券類の引渡しを求めた場合にこれを拒 んだとき (3)乗車券類を不正乗車の手段として利用したとき (4)当社の指定する運行系統において所定の運賃又は料金を支払わないで乗車したとき 2 当社は、前項の規定にかかわらず、定期乗車券を所持する旅客が、第18条の規 定によりその定期乗車券を無効とされたときは、その旅客から次の各号に規定する 普通旅客運賃及びこれと同額の割増運賃を申し受けます。 (1)通用期間開始前の定期乗車券をその期間開始前に使用したときは、券面表示の 区間を発売の日からその事実を発見した日まで毎日2回ずつ乗車したものとし て計算した普通旅客運賃 (2)通用期間満了後の定期乗車券をその期間満了後に使用したときは、券面表示の 区間を通用期間満了の日の翌日からその事実を発見した日まで毎日2回ずつ乗 車したものとして計算した普通旅客運賃 (3)定期乗車券を使用する旅客がその使用資格を失った後に使用したときは、券面 表示の区間を使用資格を失った日からその事実を発見した日まで毎日2回ずつ 乗車したものとして計算した普通旅客運賃 (4)定期乗車券を使用して、その券面表示の区間以外の区間を乗車したときは、次 の区分に従い計算した普通旅客運賃 イ 区間の連続していない2枚以上の定期乗車券を使用したとき その定期乗車 券の通用期間開始の日(開始の日が異なるときは、その事実を発見した日に 近い開始の日)からその事実を発見した日まで各定期乗車券の券面表示区間 と券面表示区間以外の乗車区間を通じた区間を毎日2回ずつ乗車したものと して計算した普通旅客運賃 ロ 定期乗車券の区間と連続していない乗降停留所を指定した回数乗車券を合わ せて使用したとき 定期乗車券及び回数乗車券の券面表示区間と券面表示区 間以外の乗車区間を通じた区間(当社の係員が旅客の乗車した停留所を知る ことができないときは、始発の停留所から乗車したものとみなす。)を回数 乗車券の使用済みの券片数に相当する回数乗車したものとして計算した普通 旅客運賃 ハ イ及びロに掲げる場合以外のとき その乗車した区間(当社の係員が旅客の 乗車した停留所を知ることができないときは、始発の停留所から乗車したも のとみなします。)に対応する普通旅客運賃 (5)その他定期乗車券に関し不正の行為を行ったときは、券面表示の区間を通用期 間開始の日からその事実を発見した日まで毎日2回ずつ乗車したものとして計 算した普通旅客運賃 (乗越し) 第28条 旅客は、あらかじめ、当社の係員の承諾を得たときは、前条の規定にかか わらず、次の各号に規定する金額を支払い既に支払った運賃額に対応する区間を越 えて乗車することができます。 (1)定期乗車券、定期回数乗車券、乗降停留所を指定する回数乗車券又は割引の乗 車券を所持する旅客については、その所持する乗車券の券面表示の区間を越え て乗車する区間に対応する普通旅客運賃及び料金 (2)団体乗車券を所持する旅客については、乗車する区間に対応する団体旅客運賃 及び料金と既に収受した運賃及び料金との差額 (3)前2号の乗車券以外の乗車券を所持する旅客については、乗車する区間に対応 する普通旅客運賃及び料金と既に収受した運賃及び料金との差額 (乗車券類の紛失) 第29条 旅客が乗車券類を紛失した場合において、当社の係員がその事実を認める ことができないときは、その乗車区間に対応する普通旅客運賃及び料金を申し受け ます。 (誤乗) 第30条 旅客が乗車券の券面表示の区間と異なる区間に誤って乗車した場合におい て、当社の係員がその事実を認めることができるときは、その乗車区間に対応する 普通旅客運賃及び料金を申し受けた上、乗車券を有効に使用できるよう誤って乗車 したことを証明する措置を講じます。 (誤講入) 第31条 旅客が停留所名の類似その他の事由によって、誤って乗車券類を購入した 場合において、当社の係員がその事実を認めることができるときは、旅客の希望す る乗車券類と取り換えます。この場合において、既に収受した運賃及び料金と正当 な運賃及び料金とを比較し、不足額は追徴し、過剰額は払い戻します。 (誤払い) 第32条 旅客が当社の指定する運行系統において誤って運賃又は料金を支払った場 合において、当社の係員がその事実を認めることができるときは、誤払いに係る金 額を精算します。 (定期乗車券等の種類又は区間の変更) 第33条 当社は、旅客の請求により、その所持する定期乗車券又は定期回数乗車券 の種類又は区間を変更します。この場合においては、当社は、変更を必要とする理 由を証明する書面の提出を求めます。 2 前項の場合には、次の算式により算出された金額を追徴し、又は払い戻します。 この場合においては、500円の手数料を申し受けます。 原券の券面表示の運賃額・・・・・・・・・・・・・・・・・・ A 新券の券面表示の運賃額・・・・・・・・・・・・・・・・・・ B 通用期間(日数)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ C 残通用期間(日数)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ D (A×D/C)-(B×D/C) (定期乗車券等の書換え) 第34条 当社は、旅客の請求により、券面表示事項の不鮮明となった定期乗車券又 は定期回数乗車券の書換えをします。この場合においては、500円の手数料を申 し受けます。 (定期乗車券等の再発行) 第35条 当社は、旅客の紛失した定期乗車券又は定期回数乗車券については、再発 行をしません。ただし、災害その他の事故によりその滅失の事実を証明する官公署 発行の証明書を提出したときは、旅客の請求により原券と同一の効力を有する新券 を発行します。この場合においては、500円の手数料を申し受けます。 (乗車券類の様式変更等の場合の取扱い) 第36条 当社は、乗車券類の様式変更その他当社の都合により既に発行した乗車券 類を無効とするときは、次項の規定による掲示を行ったうえ、旅客の請求により、 同項の期間内において次の各号のいずれかに該当する取扱いをします。 (1)次に掲げる金額の払戻し イ 普通乗車券又は座席券については、券面表示の運賃額又は料金額 ロ 回数乗車券については、次の算式により算出された金額 券面表示の運賃額・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ A 総券片表示金額・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ B 残券片表示金額・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ C A×C/B ハ 定期乗車券又は定期回数乗車券については、次の算式により算出された金額 券面表示の運賃額・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ A 通用期間(日数)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ B 請求の日における残通用期間(日数)・・・・・・・・・・ C A×C/B(2)既に発行した乗車券類と同一の効力を有する乗車券類との引換え 2 当社は、乗車券類を無効とする日の少なくとも1月前に、次の各号に掲げる事項 を営業所等及び当該乗車券類に係る運行系統を運行する自動車内に掲示します。 (1)乗車券類を無効とする日 (2)掲示の日から無効とする日の少なくとも2月後の日までの期間内に限り前項に 規定する取扱いをする旨 (運賃及び料金の変更の場合の取扱い) 第37条 旅客は、当社がその運賃又は料金を変更した場合において、その変更前に 既に購入した乗車券類のうち、定期乗車券、定期回数乗車券及び乗降停留所を指定 した回数乗車券については、そのまま有効なものとして使用でき、その他の乗車券 類については、券面表示額による新旧の差額を加算した場合に限り有効なものとして使用できます。ただし、前条の規定により、その乗車券類が無効となった日以後 は、この限りでありません。 (再購入後の払戻し) 第38条 定期乗車券又は定期回数乗車券を再購入後旅客が紛失した乗車券を発見し、 新券と共に旧券を呈示し、払戻しの請求をした場合は、旧券について第36 条の規定 の例により払戻しをします。この場合においては、500円の手数料を申し受けま す。 (運行中止の場合の取扱い) 第39条 当社は、当社の自動車が運行を中止したときは、その自動車に乗車してい る旅客に対して、その選択に応じ、次の各号のいずれかに該当する取扱いをします。 ただし、定期乗車券を所持する旅客については第1 号から第3 号までの規定を適 用しません。 (1)券面表示額と既に乗車した区間に対応する運賃及び料金との差額の払戻し (2)前号の払戻しを受けることができる証票の発行 (3)前途の区間を乗車することができる証票の発行 (4)その旅客の乗車停留所までの無賃送還 2 当社は、前項第4号の規定により無賃送還された旅客であって、次の各号に該当 する者に対しては、当該各号の取扱いをします。 (1)普通乗車券又は座席券を所持する旅客に対しては、その選択に応じ、既に収受 した運賃若しくは料金の払戻し又は券面表示の区間を乗車することができる証 票の発行 (2)回数乗車券を所持する旅客に対しては、その選択に応じ、当該券片と引換えに、 当該券片に係る運賃額の払戻しを受けることができる証票又は券面表示の区間 を乗車することができる証票の発行 (3)定期回数乗車券を所持する旅客に対しては、券面表示の区間の全部について当 該運送が終了したものとみなした上、券面表示の区間を乗車することができる 証票の発行 (4)乗車券類を所持しない旅客であって運賃又は料金を支払ったことが明らかな者 に対しては、その選択に応じ、既に収受した運賃若しくは料金の払戻しを受け ることができる証票又は運賃若しくは料金に対応する区間を乗車することがで きる証票の発行 3 前2項の規定は、当社がその負担において前途の運送の継続又はこれに代わる手 段を提供した場合においてこれを利用した旅客及び運行中止について責任のある旅 客については、適用しません。 4 前3項の規定は、第16条ただし書の規定により途中下車した旅客が、自動車の 運行中止のため、その後の乗車をすることができなくなった場合に準用します。 第40条 当社は、当社の自動車が運行を中止したため、運行中止の区間に係る乗車 券類を所持する旅客が乗車できなくなったときは、その請求により、次の各号に規定する取扱いをします。ただし、定期乗車券を所持する旅客に対する運賃の払戻し は、運行中止の期間が引き続き24時間を超える場合に限り行います。 (1)運行中止の期間内において有効な未使用の乗車券(次号の乗車券を除く。)又 は座席券を所持する旅客に対しては、既に収受した運賃及び料金の払戻し又は 乗車券類の通用期間の延長 (2)運行中止の期間内において有効な回数乗車券(乗降停留所を指定するものに限 る。)、定期乗車券又は定期回数乗車券を所持する旅客に対しては、その選択 に応じ、運行中止日数に対応する乗車券の通用期間の延長又は次により算出さ れた金額の払戻し イ 回数乗車券の場合 券面表示の運賃額・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ A 総券片数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ B 残券片数(運行中止の日数の2 倍を限度とする。)・・・・・ C A×C/B ロ 定期乗車券及び定期回数乗車券の場合 a 通用区間の全部について払戻しの請求があった場合(aに該当する場合を 除く。) 券面表示の運賃額 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ A 通用期間(日数)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ B 運行中止日数 運行中止の初日における残通用日数を限度とする。 C ・・ A×C/B b 通用区間の一部について払戻しの請求があった場合(bに該当する場合を 除く。) 券面表示の運賃額・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ A 払戻しの請求をしない区間に対応する原券と同一通用期間の運賃額・・・ B 通用期間(日数) C 運行中止日数 運行中止の初日における残通用日数を限度とする。 D ・・・・・・・・・・・・・・ (A-B)/C ×D c 通用区間の全部又は一部について払戻しの請求があった場合において請求 に係る区間の一部に乗車できる区間があるときは、運行中止の初日から払 戻しの請求があった日までは乗車できる区間については乗車したものとみ なし、通用区間の全部について払戻しの請求があったときにはcにより算 出される金額から、通用区間の一部について払戻しの請求があったときに はbにより算出される金額から、それぞれ、乗車したものとみなした区間 に対応する原券と同一通用期間の運賃額を日割りにした金額に運行中止の 初日から払戻しの請求があった日までの日数を乗じた金額を控除した残額 2 前項の規定は、当社がその負担において当該運送に代わる手段を提供した場合に おいてこれを利用した旅客及び運行中止について責任のある旅客については、適用 しません。 (運賃の払戻し場所等) 第41条 当社は、本節の規定による運賃及び料金の払戻し又は乗車券類の引換え、 取換え、書換え若しくは再発行を次に掲げる場所において行います。ただし、関係 の営業所等に掲示して払戻しをする場所を指定したときは、この限りでありません。 (1)普通乗車券については、車内及び営業所等 (2)普通回数乗車券については、営業所 (3)定期乗車券、定期回数乗車券、通学回数乗車券、団体乗車券及び座席券につい ては、発売した営業所等 (端数の処理) 第42条当社は、本節の規定により運賃及び料金の追徴又は払戻しをする場合は、1 0円を単位として行います。この場合において、計算上生じた端数は四捨五入とし ます。 第5節 手回品 (無料手回品) 第43条 旅客は、自己の身の回り品のほか、次の各号に掲げる制限以内の手回品(旅 客の携行する物品で当社が引渡しを受けないものをいう。以下同じ。)を無料で車 内に持ち込むことができます。 (1)総重量 10キログラム (2)総容積 0.0027 立方メートル(0.3メートル立方) (3)長さ 1メートル (有料手回品) 第44条 旅客は、その携行する手回品(前条の規定により無料で車内に持ち込むこと ができる手回品を除く。)で次の各号に該当するものを手回品料金を支払って車内 に持ち込むことができます。ただし、当社は、他の旅客の迷惑となるおそれのある 手回品の持込みを拒絶することがあります。 (1)重量 30キログラム以内の物品 (2)容積 0.25立方メートル以内の物品 (3)長さ 2メートル以内の物品 (手回品の持込み制限) 第45条 旅客は、前2条の規定にかかわらず、第4条第7号の物品を車内に持ち込 むことができません。 2 当社は、旅客の手回品の中に前項の物品が収納されているおそれがあると認めるときは、旅客に対し手回品の内容の明示を求めることがあります。 3 当社は、前項の規定による求めに応じない旅客に対して、前2条の規定にかかわ らず、その手回品の持込みを拒絶することがあります。 4 当社は、旅客が第2項の規定による求めに応じた場合においてその手回品の内容 が第1項の物品と類似し、かつ、これと識別が困難であるときは、旅客がこれらの 物品でない旨の相当の証明をしない限り、前2条の規定にかかわらず、その手回品 の持込みを拒絶することがあります。 (有料手回品切符) 第46条 有料手回品切符については、第16条、第17条、第26条から第32条 まで、第36条、第37条及び第39条から第42条までの規定を準用します。こ の場合において、第26条から第28条まで、第36条、第37条及び第39条か ら第41条までの規定の準用については、普通乗車券の例により取り扱います。 第3章 荷物運送 (荷物運送の引受け) 第47条 当社は、旅客(第8条又は第9条に規定する乗車券を所持する旅客を除く。) の手荷物について、次の各号のいずれかに該当する場合を除き、運送を引き受けま す。 (1)第4条第1号から第5号までの場合に相当するとき (2)第44条に規定された制限を超える物品であるとき (3)第45条第1項の物品であるとき (4)第45条第3項又は第4項の規定により持込みを拒絶すべき物品に相当する物 品であるとき (5)当該物品について、荷造りが必要と認められる場合に、相当の荷造りがなされ ていないとき (6)その他運送に支障を及ぼし、又は旅客に迷惑を及ぼすおそれのあるとき 2 当社は、小荷物については、特約により運送を引き受けます。ただし、前項各号 のいずれかに該当する場合には、運送を引き受けません。 第48条 当社は、荷物の運送を営業所及び当社の指定する場所で引き受けます。 2 当社は、前項の指定をしたときは、その旨を関係の営業所等に掲示します。ただ し、小荷物に係る指定については、この限りでありません。 (運送の制限等) 第49条 当社は、手荷物の運送について、旅客の使用する乗車券の種別により運送 個数を制限することがあります。 2 当社は、前項の規定による制限をする場合には、あらかじめ、その旨を関係の営 業所等に掲示します。 3 第5条の規定は、手荷物の運送について準用します。 (荷物運賃) 第50条 荷物の運賃は、当社が荷送人から荷物を受け取った時において、実施してい るものによります。 2 前項の運賃は、関係の営業所等に掲示します。 (荷物切符) 第51条 当社は、荷物の運送を引き受けたときは、特約のある場合を除き、一定の 様式の荷物切符を発行します。 (荷物の引渡し) 第52条 当社は、運送した荷物を着地最寄りの営業所又は当社の指定する場所にお いて荷物切符と引換えに引き渡します。この場合において、当社は、荷物切符の持 参人が荷受人であるかどうかを確かめる責を負いません。 2 当社は、荷物切符の紛失その他の理由により荷物の引渡しを請求する者が荷物切 符を提出できないときは、その者が正当な荷受人であることを証明しない限り荷物 の引渡しをしません。 (引渡不能の荷物に対する処分等) 第53条 当社は、荷物が到着した日から1週間以内に荷受人が荷物の引渡しを請求 しないとき又は荷物の引渡しについて争いがあるときは、荷物の引渡しに代えてそ の荷物を供託し又は相当の期間を定めて催告した後に競売してその金額を供託する ことがあります。 2 当社は、前項の規定による荷物の供託又は競売をしたときは、荷送人に対しその 旨を通知します。 第4章 責任 (旅客に関する責任) 第54条 当社は、当社の自動車の運行によって、旅客の生命又は身体を害したとき は、これによって生じた損害を賠償する責に任じます。ただし、当社及び当社の係 員が自動車の運行に関し注意を怠らなかったこと、当該旅客又は当社の係員以外の 第三者に故意又は過失のあったこと並びに自動車に構造上の欠陥又は機能の障害が なかったことを証明したときは、この限りでありません。 2 前項の場合において、当社の旅客に対する責任は、その損害が車内において、又 は旅客の乗降中に生じた場合に限ります。 第55条 当社は、前条の規定によるほか、その運送に関し旅客が受けた損害を賠償 する責に任じます。ただし、当社及び当社の係員が運送に関し注意を怠らなかった ことを証明したときは、この限りでありません。 (手回品等に関する責任) 第56条 当社は、その運送に関し、旅客の手回品及び着衣、メガネ、時計その他の身の回り品について滅失又はき損によって生じた損害を賠償する責に任じません。 ただし、当社又は当社の係員がその滅失又はき損について過失があったときは、こ の限りでありません。 (荷物に関する責任) 第57条 当社は、第47条第1項又は第2項の規定により運送を引き受けた荷物の 滅失又はき損によって生じた損害を賠償する責に任じます。ただし、当社及び当社 の係員が荷物の受取、引渡し、保管及び運送に関して注意を怠らなかったことを証 明したときは、この限りでありません。 2 当社は、前項の規定にかかわらず、貨幣、有価証券その他の高価品については、 荷送人が託送しようとするときに、その種類及び価額を明告しない限り、その滅失 又はき損によって生じた損害を賠償する責に任じません。 3 第1項の場合において、当社の荷主に対する責任は、荷物の引き渡しを受けたと きに始まり、これを荷主に引き渡したときに終わります。 (異常気象時等における措置に関する責任) 第58条 当社は、天災その他当社の責に帰することができない事由により輸送の安 全の確保のため一時的に運行中止その他の措置をしたときは、これによって旅客又 は荷主が受けた損害を賠償する責に任じません。 (旅客及び荷主の責任) 第59条 当社は、旅客若しくは荷主の故意若しくは過失により、又は旅客若しくは 荷主が法令若しくはこの運送約款の規定を守らないことにより当社が損害を受けた ときは、その旅客又は荷主に対し、その損害の賠償を求めます。 第5章 連絡運輸・共通乗車 第1節 連絡運輸 (連絡乗車券等) 第60条 連絡運輸による運送を利用しようとする旅客は、当社又は連絡運輸に係る 運送事業者の発行する連絡運輸に係る乗車券類( 以下「連絡乗車券」という。)を 所持しなければなりません。 2 連絡乗車券は、当社の区間については、当社の乗車券類とみなします。 3 連絡乗車券を所持して当社の自動車に乗車する旅客に対しては、当社の区間につ いては、当社の運送約款の規定を適用します。 4 当社は、前項の規定にかかわらず、当社の区間についても連絡運輸に係る他の運 送事業者の約款を優先的に適用することがあります。この場合には、当社は、その 旨を関係の営業所等に掲示します。 第61条 連絡乗車券の通用期間は、券面表示のとおりとします。 (運賃及び料金) 第62条 当社は、連絡運輸に係る運賃及び料金のうち主なものを関係の営業所等に 掲示します。 (責任) 第63条 当社は、当社の運送のために連絡乗車券を所持する旅客に損害を与えたと きは、第4章に規定するところにより、その損害を賠償する責に任じます。 第2節 共通乗車 (共通乗車券等) 第64条 当社の指定する運行系統を運行する自動車に乗車しようとする旅客は、当 社の発行する乗車券類又は他の事業者の発行する当社との共通乗車に係る乗車券類 (以下「共通乗車券」という。)を所持しなければなりません。ただし、乗車後当 社の係員の請求に応じて所定の運賃及び料金を支払う場合は、この限りでありませ ん。 2 前項の自動車に乗車する旅客の所持する共通乗車券は、第33条の場合を除き、 当社の乗車券類とみなします。 3 共通乗車券を所持して第1項の自動車に乗車する旅客に対しては、当社の運送約 款の規定を適用します。 ※当社は一般乗合旅客自動車運送事業標準運送約款を適用していますが、定期乗車券・回数乗車券の発行はしておりません。